成城学園前のサロンでプラッキングできる？メリット・デメリットをご紹介

テリア系の犬種は、美しい被毛を保つためにプラッキングをすることがあります。成城学園前のグルーミングサロンでも、プラッキングできるところがあります。しかし、プラッキングはどのように行うのか、ご存じない方もいらっしゃるでしょう。ここでは、プラッキングの基本的な知識や、メリット・デメリットについてご紹介します。

成城学園前のグルーミングサロンでできるプラッキングとは？

成城学園前のグルーミングサロンの多くで、プラッキングを受けることが可能です。では、プラッキングとはどのような施術なのでしょう。

プラッキングについて

プラッキングとは、テリアの死毛を抜いて新しい毛を発育させる技術です。テリア系の犬種の毛はもともと剛毛ですが、カットすると柔らかい毛に変化します。いったん柔らかい毛になると、本来の剛毛に戻るまでに時間がかかってしまいます。プラッキングで人工的に抜くことで、硬く濃い色の毛を維持できるようにするのです。抜くといっても、死毛であるためそこまで痛みは感じないとされています。また、プラッキングでは、全体の3割の毛を抜き取るのが一般的です。

プラッキングの頻度

成城学園前のサロンで愛犬をプラッキングする場合、月に1回の頻度で行うのが良いでしょう。間隔をあけすぎてしまうと、毛が絡まってプラッキングしにくくなり、犬に負担を与えてしまいます。子犬のうちからプラッキングを始めると、美しい毛並みを維持できます。ただし、プラッキングは必ずしも必要なケアではありません。負担が大きいと感じる場合は、ハサミやバリカンでカットするトリミングにしてもOKです。

プラッキングが行われるようになった理由

もともと、テリア系の犬種は、猟犬としてブリーディングされました。そのため、雨を弾いたり、皮膚を守ったりするために、猟に適した毛質に改良されています。毛が柔らかくなると、猟犬としての力を発揮しにくくなるため、プラッキングが行われ始めました。現代において、テリアは室内犬として飼われているため、柔らかい毛でも問題ありません。ドッグショーに出る犬は、子犬のころからプラッキングを行い、本来の毛質を維持しています。

プラッキングをするメリット

プラッキングにはさまざまなメリットがあるものの、代表的なものは次の3つがあげられます。

テリア特有の外見を維持できる

プラッキングをすると、テリア特有の外見を維持できるのがメリットです。テリアらしさをキープしたい、引き出したいという場合は、プラッキングするのが良いでしょう。

毛色の退色を防ぐ

プラッキングをすると、毛色の退色が防げるのもメリットです。テリア系犬種の毛の構造は、カットすると毛が柔らかくなり、色も薄くなります。プラッキングをすると、色が濃く硬い毛質を維持できます。プラッキングをしているのとしていないのとでは、同じ犬でも毛質が大きく違ってくるでしょう。

体を保護できる

プラッキングをすると、毛が硬くなるため体を保護できます。外部からの刺激に強くなるため。傷を防げるでしょう。

プラッキングのデメリット

プラッキングにはデメリットもあります。プラッキングの主なデメリットは、次の3つです。

シニア犬への負担が大きい

プラッキングは、トリミングのようにスピーディーに行えません。通常、3時間～5時間ほどかかります。そのため、シニア犬になったらプラッキングはやめ、トリミングにシフトするのが良いでしょう。

プラッキングが苦手な犬もいる

プラッキングは死毛を抜くため、肌に刺激があります。そのため、プラッキングが苦手な犬もいます。続けているうちに慣れてくるものの、嫌がる場合は無理に行わないようにしましょう。プラッキングは、必ずしも必要ではないため、代わりにトリミングをするのがおすすめです。

費用や手間がかかる

プラッキングは月に1回の頻度で行うのが一般的であり、継続して行うには費用がかかります。また、3時間～5時間と長い時間がかかるのもデメリットです。また、犬の負担を少なくするためには、プラッキング技術の高いサロンで行う必要があるでしょう。

まとめ